フンドシマン タイのCM(Soi12)

最近、タイでも手作り感のあるネットでのCMが多くなった。

長さも、15秒とか30秒ではなく、1分半や2分、長いので3分とか。
今では当たり前かもしれんけど、自分が覚えてる限り10年前はそんなになかったなぁ。その当時、パタヤのアドフェスト広告祭なんかも2,3年訪れたりして。3日間開催やったかな。3月半ばごろに開催されて、アジア各地から業界関係者がパタヤで集まるんやけど、まあ仕事でもあり休暇でもありみたいな、まあお祭りやね。

当時は色んな広告代理店の偉いさん紹介してもらったり、みんなで夜遊びいったりと20代なりの緊張感とワクワク感もあったなぁ。いや、懐かしい。
wsAdFest201202

話がそれてまう。

まあ、そんな中で世界にはホンマ色んなタイプのCMがあるなぁと。
テレビで流れてる15秒とか30秒のCMばかり見てきた世代やから、1分とかでもちょっと長いなとその時は感じた。

インドのCMなんか3分とかあったし、なんか微妙に印象に残ってる。
国によって規制感も違うし、飲食だとさらに厳しい審査あったりだとか。
その時分にUnif Green Teaの新芽チョーダイという作品と出会った。

この作品はカンヌの広告祭でも金賞を獲り、アドフェストでも銀賞を獲った作品。
ペロンのワシも農夫のオッサン役で出ててね。この頃はまだフサフサや。笑
新芽チョーダイ2はこれ。

作品をみてもらえば一目瞭然でわかると思うんやけど、飲料水のCMに青虫がというのはホンマに奇抜やなと。
監督はMr.Suthon Petchsuwan、ニックネームはマムさんといい、タイのCM業界で知らない人はいないくらい。

アメリカやカンヌなんかの世界規模の大会で金賞獲ってる監督やから、実力は世界で認められてる。
タイというお国柄というか、お茶の間で笑かす感じやゆる~いコメディーでフレンドリーな感じが人々の心に残るんやね。
この仕事以来、マムさんとの関係は深くなり、このキャラはペロンやなみたいな感じで、監督はSになりペロンはMで応えるという変な関係が生まれ、良く仕事をさせて頂くようになったな。笑

と思えばそういうお笑いの監督だけでもなくて。これはLINEの有名なCMでMr.Santi Suwanvalaikornの作品でこれもカンヌでブロンズ賞、アドフェストで銀賞を獲ってる。
http://official-blog.line.me/ja/archives/1004945673.html

こういう実話に基づいた話をドキュメンタリー作品として感動のCMにしたりすることにもタイは長けている。

生命保険のCMではMr.Korn Tepintarapiraksaの作品で

True moveのCMではMr.Thanonchai Sornsriwichaiの作品で

などがあり、中々クオリティーが高く、世界で評価されている。

タノンチャイ監督や映像についてはここにも詳しく書かれているので載せておこう。
http://matome.naver.jp/odai/2135757442714872801

http://anngle.org/pickup/impressed-cm-best5.html

ペロンのオッサンも数か月前に一緒に仕事をさせてもらった上で、自分なりに納得がいかないこともあり、監督に意見を申し、議論もした。関係が微妙にちょっと気まずくなっている可能性はあるけど、まあ、それはそれで仕方がないことなのかもしれないし必然であればまたすぐに出会う。そして時間はかかってもマムさんとみたいにいい関係になっていくやろな。

そう信じてる。
この間、大阪で撮影したAIG保険会社のCMも本当に大変やった。
出発までのこり1週間でストーリーと撮影するという事以外、何も決まっていない。ギリギリまでロケーションが決まらず、エキストラも多く必要。でも、予算もすくないときている。

当日は当日で大雨で予定していたロケーションが使えなくなり、皆楽しくやってたけどそれなりに必死やった。
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AIGのCM 

でも本当に大変であればある程、大げさかもしれんけど、絆は深まってゆく。
互いに助け合える関係が形成されてゆくんやなと。身に沁みてようわかった。

明日は久しぶりにマム監督と会う。録音もする。

Sのマム監督、Mのペロン。お互いの均衡関係を保ちつつ、せいらい応えてから、壮大なGUMの秘密計画である「ニワトリスター」、しっかり聞いてもらうで。
楽しみや。最後に壮大なるニワトリ計画が日々練られてるであろう道草アパートメントから
HRR

HCS

そしてPCC

をお送りしてさようなら~。

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  ペロンヤス

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