フンドシマンの日常(Soi15)

またまた、長らくブログ更新を怠ってしまっていた…。相変わらずやな。笑

さて、普段は人里離れ、自然の中で身を潜めているフンドシマンも今日は人ごみにまみれ、新たなふんどしの生地を探しにバンコクの街をさまよってみようかと。基本、バンコクでの移動手段は慢性的な大渋滞を避けるべく、バイクなのだが、雨の多いこの時期、出発前に空を見上げてから、交通手段を決めるようにしている。
雲に覆われた今日は久々にチャオプラヤ川を行き来する船に乗っていこうかなと。
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運賃も安く、なかなか風情があって好きやねん。相変わらず集金のおばちゃんは愛想悪いけど(笑)。まあ、乗客の中にはややこしいやつもおるやろうから、それくらいのほうがええのかもしれんな。船内も沢山の人で賑わっているが、いい風が抜けるので、バスのような蒸暑さや窮屈さは感じない。
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途中、沢山の女性陣軍隊が乗車してきた。頼もしい。軍隊とはいえやはり女性、仲良く膝の上に座って携帯をいじってる姿もかわいく、タイらしくて悪くないな。
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河岸には小型空母みたいな船も多数停船している。
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夜ライトアップされている暁の寺「ワットアルン」も工事中なのか、昼間見るとホンマ怪しい要塞やで。そんな暢気なことをいってる場合じゃない物件も河岸にはある。
当たり前やけどこの街にも沢山の人間ドラマや歴史があり、眺めてるだけでも楽しい。そんなことを考えてるうちに降りるべき港を過ぎてしまい、一つ先で降り、タクシーをつかまえてインド人街へ向かう。
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まずはいつものインド料理屋で飯を食らう。怪しい路地裏にある馴染みの店で、安くてうまいインド料理を提供してくれるので、来れば必ずといっていいほど立ち寄る店やねん。
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怪しい路地裏ではあるが、陽気にBMXをいじっていたりとなかなか平和である。腹ごしらえを終えて、ぶらぶらインド人街をふらつきながら秘密の生地屋に向かう。

この店はインド人街の中でありながらも、真面目なタイ人オーナーが営んでいるお店で麻やピュアリネン、シルクやピュアコットンをはじめ、日本各地の天然素材をはじめ、ヨーロッパや世界各地の天然素材の生地を扱う珍しい店で、この辺りではこの店一件しかない。フンドシマンの馴染みの店である。
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いつものごとく盛りあがり買い過ぎてもうたのはいいがバンコク渋滞前の危険な時間に差し掛かり、その大量の生地をもってインド人街を脱出。ナチュラルファブリックを扱ってる方なら生地の重さはわかるはずで、化学繊維などと比べて素材がしっかりしている分、格段に重い。別に化学繊維業界に喧嘩を売ってるとかそういうことやなくって、オッサンは手間暇かかって、沢山の人と人を通してたどり着いた天然素材の大げさに言うと歴史というか、重みというかそういうものや感覚が単純に好きなんやなと。もちろん肌触りもいいし、基本あたたかみがある。まあ能書きはおいといて、とにかくめちゃめちゃ重いねん(笑)。
何とか大通りでタクをつかまえ、仕入れに来ていたShiNoBibrand正規取扱店でもある東京・小平市にあるアジア雑貨店High Communeのオーナーと打ち合わせ&食事へ。
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雨で渋滞のバンコクは煮ても焼いてもどうにもならず、必然的にトレーニングということで、帰りも重い荷物を担ぎながら地下鉄に乗り込み、深夜の帰宅。
これまた修行。日々褌奉行ナリ。

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