8年ぶりのタイ総選挙、大麻栽培自由化求める政党も その1 Soi53

どうも!天然素材の手作りふんどし屋、忍ブランドのフンドシマンです。
ここタイは、毎日毎日うだる暑さが続いておりますが、日々ふんどし新作作りに励んでおります。
さて、最近バンコクはじめ、各都道府県でも多く見かけるようになった選挙の看板。
選挙日は2019年3月24日、8年ぶりの総選挙であります。
2014年、タイ国内のクーデター以降、軍によって政治活動を禁止されており、去年の暮れ12月頃に政治活動を解禁、3月の総選挙という感じですね。
至る所に各党の看板が掲げられています。

その中で、特に具体的な政策を掲げ、目を引いたのがこちらの看板。

看板2枚ともプー(ム)ジャイタイ(ภูมิใจไทย)という党で、ざっくり訳すと左側が

กัญชาไทยปลูกได้เสรี 「タイの大麻栽培自由化」がキャッチコピーで、

麻薬としての大麻から医療大麻として法律改正し、農家の新事業として、タイ国民に豊かな暮らしをもたらします。

#หลายทุกข้อจำกัด あらゆるすべての制約事項
国民の生活のために

そして右側が
ขับGrabถูกกฎหมาย  シェアライドアプリ「Grabの合法化」
国土交通省(陸運局)の法律改正

#หลายทุกข้อจำกัด あらゆるすべての制約事項
国民の生活のために  というような具合で書かれてある。

まず、タイ国内で医療大麻合法化や大麻栽培合法化うんぬんの声は数年前からか、ラジオなどを通してだったり、巷の噂でよく耳にする話でもあった。

確か記憶によると、タイは医療や研究目的での使用に関しては、2018年暮れ頃、合法化になったと思う。
確か東南アジアで初、韓国に続き、アジアで2か国目。

医療、嗜好品含め、オランダはもとよりヨーロッパ諸国をはじめ、アメリカの一部の州だったり、新しいのではカナダ全州で合法になったり、また、ウルグアイにおいては販売、栽培全てにおいて合法化だったりと世界中で大麻合法化及び大麻産業の動きが見直され、急速化している今日この頃。

日本では知っての通り、麻の歴史は縄文時代からと古く、神道や伝統文化とも密接な関係があり、神からの贈り物としてあがめられてきた植物。仏事、神事だとしめ縄だったり、護摩焚きだったり、お祓いで用いられる大麻(おおぬさ)だったり。また、大相撲の力士、王者の横綱だけが締める綱こそ大麻だったり。
だからこそ!と言ったら怒られるかもだが、忍ブランドのふんどしも王者のごとく、最高品質の麻の生地を!となる。(笑)
また、麻紐だったり、麻の着物に衣だったり。昔から幼児には麻のようにすくすく育つという願いを込めて、麻の葉模様の着物を着せると言い伝えられてもきた。今と違い、その当時は日本も至る所に麻畑があり、日本人の生活や伝統、文化、信仰とは切っても切れない存在で、重要な農作物であった。 次へ 8年ぶりのタイ総選挙、大麻栽培自由化求める政党も その2 に続く。

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