ふんどしの機能性について(Soi21)

どうもです~!ふんどし屋忍ブランドのふんどし旅職人ことフンドシマン、タイで元気に褌奉行に精を出しております。
もう一日に何回、ふんどしという言葉を口に出しているのか、わかりません。それくらい愛しております。(笑)
今日はちょっと久しぶりにふんどし(褌)についてまともな話がしたいなと。(笑)
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今現在、皆様の友達や周り、親族等の方々でフンドシを締めていらっしゃる方はどのくらいいるのかな?
もちろん年齢層や地域、コミュニティによって随分変わるとは思うが、まだまだ少ないはず。
おそらく全体で1パーセントには満たないでしょうね。

しかし、まず減ることはないとフンドシマンは常に信じております。
日本の歴史的背景一つを取り上げたとしても、今から約1300年以上前に書物として成立した古事記の時代でもふんどしはあったわけで、それを考えただけども相当古い下着。もちろん日本以外の世界各国でも、その昔、ふんどしに限りなくに近い下着は締められていたりする。
先人はわかっていたんやと。

もちろん戦後、アメリカGHQの支配下以前には、日本人男性はもっともっとふんどしを日常生活で締めていたわけで。
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まあ、女性は生理の時以外はノーパンやったという話はあるが、それはまたいつか話したいなと。(笑)

むしろふんどしを締める人がこれから増えてゆく可能性は確実に高いといえる。
フンドシおっさんの脳みその中では、そういう答えがずっと出ている。

裏付けとして、健康面や機能性をとっても最高、まずそもそもエコである。使い捨て、すぐダメになり捨てる、ゴミになるなどという、まさに今現在にある消費社会に歯止めをかけないといけない時代に突入しているだけに、こんなに最適な下着はない。まさに温故知新をもって、古き良きものがこれからの未来を変えてゆく。繋いでゆく。宇宙で桑を植え、カイコを育て、糞で染め、絹を紡いで、シルク褌を締める。いやぁ、壮大な夢やな。

別に洗濯機で洗う必要もなく、以前にも書いたけれども(前の記事はこちら)ボディタオルになるわけやから、生地も天然素材で体にも優しく、ふんどしにも優しい。ボディタオルなので温泉や銭湯、健康ランドにも変に気まずくなく持ち込める。締めれば締めるほど、洗えば洗うほど味も出るし、愛をもって接すれば基本的に長持ちする。
実際、染め方によって、多少の色落ちはするわけやから、むしろ洗濯機よりも風呂場の方が好ましい。
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また、ケガなどによる急な出血や、ねん挫や骨折などの固定なんかにもばっちり威力を発揮し、アイデア次第でいろんなものに代用できるから、必然的に荷物も減るし、丸めれば超コンパクト、スペースを取らない。まさに断捨離や旅にはうってつけなのである。
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バックパッカーや海外旅行をしている人ならなんとなくわかると思うが、ゲストハウスなどの共同シャワー室でよくある、足元びしょびしょの状態で新しいトランクスやボクサーパンツに履き替えなあかんという嫌な状況は、3尺ふんどしなら問題なく防げる。

新たに下着を新調するときも、よれよれになったほかのパンツ類に比べ、締めなくなってもふんどしは別に再利用するものとしてのポジションもしっかり用意されている。

トランクスやボクサーパンツ、ブリーフではできないけども、ふんどしなら問題ない、または助かる、できるといったものがアイデア次第でまだまだたくさんあるのだ!!皆も、未来的にふんどしについて一緒に考えて頂けたら幸いかとと思います。
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では、さいなら!  フンドシマン

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